キャッシュレス決済のサービスがとても多いですよね。
ほとんどの人が何かのサービスを利用していると思います。
現金もいらず、ボタン1つで会計が済む手軽さが受けているのでしょう。
しかしその一方で、その手軽さを逆手にとって「詐欺被害」が増えているそうです。
どのような手口なのか?
しかも若者も騙されるというから怖いですよね。
今回はそんなキャッシュレス詐欺についてご紹介していきます。
小額を大勢から騙し取るので、犯人の足がつきづらい!
クレジットカードやデビットカード、スマートフォンアプリなどを用いるコード決済など、「キャッシュレス決済」の種類が増えてきている。
昨年10月の消費税増税の歳に、キャッシュレスでの支払いにはポイントを還元する事業が導入され始めました。
これを機に「〇〇Pay」などのアプリを使い始めた人も多いと思いますし、キャッシュレス決済は、我々の日常に根付いてきていますよね。
それでも、新サービスが普及する一方で、サービスを悪用した詐欺の被害も増えているのが現状です。
たとえば、店舗が提示するQRコードを購入者が読み取ることで、会計を行う決済方法では、いつの間にか店舗側のQRコードが張り替えられ、売り上げ金が犯人の口座に送金されるという事件もありました。
また、購入者が自分の持つQRコードを店側に提示し、読み取ってもらう形式の決済では、犯人が被害者のQRコードを店側コードが表示されたスマホの画面を会計待ちの列に並んでいる最中に盗撮し、不正利用したという事件が中国で起きています。
こうしたキャッシュレス決済を悪用した詐欺被害は本当に増えているようです。
しかし、被害額が少額の為諦める人も多いようで、本当はもっと被害が多い可能性はありますね。
数千万円を騙し取る「仮想通貨詐欺」も増加?
上記の様に被害額が数千円から数十万円と小額なうえ、オンライン上で行われているため、もしかすると多くの人が知らずのウチに被害者になっている可能性もあります。
オンライン上で決済が完了しているという事は、詐欺行為もオンライン上で行われています。
加害者は被害者と顔を合わせること無く、お金を騙し取っているといえますね。
犯人の特定が難しいことも、お金を取り返しにくい一因で、泣き寝入りするケースも多いと言います。
しかし、そんな小額な詐欺だけでは無く、数千万円を騙し取る詐欺もあるという事で、ご紹介しましょう。
多いのは、「仮想通貨」に関する詐欺で、要求される額は数百万~数千万円と大きいですが、仮想通貨という形にする事で、「お金がでていく」という実感が乏しく、支払ってしまう人も多いそうです。
もし、「仮想通貨」を使って投資するともうかるよ」なんて誘ってくる人がいたら、十分に注意しましょう。
「ポイントをキャッシュバック」?巧妙なだましの手口とは?
キャッシュレス決済の特姓を悪用した対人の詐欺も横行しています。
キャッシュレス決済をすると、ポイントが還元される事業が実施されていますが、ここに目をつけて「還元分のポイントをキャッシュバックするので、口座情報と暗証番号を教えて欲しい」という詐欺の手口が登場しているということ!
もちろん、そんなサービスはありませんが、高齢者なら引っかかってしまうかもしれませんね。
しかし、高齢者だけでなく、若い者を気をつけなければいけないと言われています。
今の若者は、幼い頃からお小遣いもお年玉も「〇〇Pay」などをつかい、ネット上の送金で済ませている人もいます。
そうなると、お金を使っている感覚が希薄なので、細かい事を確認せずに決済してしまう傾向がつよいということです。
若者も詐欺師の標的になっているんので、気をつけなければいけません。
事業者側のセキュリティー強化に期待!
こうした詐欺の被害者にならないために、どのような対策をすれば良いでしょうか?
基本的ですが、どんなキャッシュレス詐欺の事例があるのかを知り、知識を身につけることが最も重要です。
少しでも違和感や疑問を感じた場合には、すぐに確認するという事も大事でしょうね。
また、最近は事業者側・サービス提供側がセキュリティー強化をしているというのが現状です。
安全なサービスしか利用されないことは、提供側が一番理解しています。
今はキャッシュレスサービスが乱立しているからこそ、セールスポイントの一つとして、ほとんどのサービスがセキュリティー面の強化に力をいれています。
どれだけ安全性が高まろうと、抜け穴を見つけて悪事を働く犯罪者は出てくるでしょう。
しかしサービス側もそれを理解した上で、補償サービスもより、充実させてくるはずです。
サービス業者も、自分の所の安全性が分かれば、お客さんが増えますからね。それは力を入れるのも納得です。
基本は、何か被害に遭った時は、まずサービス元へ問い合わせることが大事です。
誰が、いつ、詐欺に遭うかは分かりません。
利用明細に疑わしい内容が遭った時には、スルーせずにきちんと確認するようにしましょう。
そのためにも、自分の所持金をしっかり把握しておくことが大切ですね。
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