アメリカは世界でも有数のクレジットカード大国です。
その背景としてはクレジットカードヒストリーの重視やリスク回避、加盟店舗数の多さなどが挙げられます。
旅行や留学でアメリカを訪れる際もクレジットカードは欠かせません。
クレジットカードは身分証明書代わりになることもあり、キャッシングで巻単位現地通貨を引き出せる点も便利ですね。
今回は、アメリカのクレジットカード事情を詳しく説明し、アメリカで使えるカードとオススメのカードをご紹介します。
アメリカのクレジットカード事情！
アメリカは「クレジットカード大国」と呼ばれ、クレジットカードの利用率が圧倒的に多いです。
その背景としては次の様な事情があります。
クレジットヒストリーの重要性
クレジットヒストリーとは、信用取引（お金の貸し借り）の履歴のこと。
住宅ローンやマイカーローンだけでなく、クレジットカードでの買物もクレジットヒストリーの対象になります。
アメリカでは、住宅や車ローンなど高額融資を受けるローンでは、良好なクレジットヒストリーが必要です。
そしてクレジットヒストリーを簡単に積み上げる事が出来るのが、クレジットカードのショッピングと言えます。
リスク回避の為に
アメリカでは次の様なリスク回避の為にクレジットカードを利用する人もすくなくありません。
・偽札防止
日本では、100円程度の買物に1万円を出しても普通に会計をしてもらえますが、アメリカでは1ドルの買物に100ドル紙幣で支払おうとしても、まず受け付けてもらえません。
これは高額紙幣に多い偽札を警戒しての対応です。
クレジットカード利用は、店舗側・利用者側双方の偽札防止策になるということです。
・盗難の被害を防ぐ
エリアにも寄りますが、日本に比べるとアメリカの治安は良くありません。
そのため財布の盗難にあう可能性は日本よりも高く、盗まれた現金はまず返ってきません。
しかし、クレジットカードであれば利用停止措置を取ることで、不正利用を回避できます。
・利用できる店舗が多い
アメリカではクレジットカードを利用できる店舗が多いというのも、クレジットカード大国の理由ですね。
現金を持ち歩かなくても生活できるため、クレジットカードの普及が進んでいるといえるでしょう。
旅行にクレジットカードは必須！
アメリカに旅行に行く際もクレジットカードは必須と言えます。
カードが補償金変わり
アメリカ、とりわけニューヨークのホテルではデポジット（保証金）制度が根強いです。
チェックインの際、通常の宿泊料金とは別に、一泊分の料金をデポジットつぃてホテルに預けます。
その際、クレジットカードを持っていれば、現金を用意することなくデジポットを預けることができます。
ATMでのキャッシングのほうが安い
海外旅行で両替をするとき、両替場所や方法によっては手数料を高く取られてしまいます。
アメリカ場合、JFK空港や街中の両替所は便利ですが、通貨レートは悪く、手数料も多くとられてしまいます。
そこでクレジットカードを利用してATMで現地通貨を引き出せるキャッシングがオススメになります。
クレジットカードが使えない場所
アメリカ旅行で車の利用を考えている人は、セルフ式ガソリンスタンドの支払い方法には注意してください。
アメリカ国内の多くのセルフ式ガソリンスタンドでは、不正利用防止の為に、カード登録住所5桁の郵便番号の入力が求められます。
この際、日本の5桁の郵便番号を入力しても認証できないため、以下の方法で給油する必要があります。
- 使用したいポンプ番号を覚える
- 店内スタッフに「フィル・アップ・ナンバー3」と給油する金額を伝え、クレジットカード決済をする
- ID（パスポートなど）の預りを要求されたら、それも預ける
- ポンプに戻って給油量のゲージがゼロになった事を確認する
- 給油する
- 店内に戻り、返金処理をしてもらう
結構ハードルが高そうですね・・
二枚持ちがオススメ！
アメリカ旅行に限らず、海外旅行ではクレジットカードの二枚持ちがオススメです。
クレジットカードは国際ブランドによって加盟店舗数や使いやすいエリアが異なります。
異なる国際ブランドのカードを1枚ずつ持っておけば、1枚の国際ブランドが使えなくてもう一枚は使えるという可能性は高いです。
またカードの磁気不良や端末との相性などで一時的にカードが使えないと言うこともあり得ます。
盗難や紛失の危険もありますし、クレジットカードは二枚持って、別々に保管することをおすすめします。
アメリカで使えるオススメのカード
アメリカで使えるおすすめのクレジットカードをご紹介しましょう。
アメックスグリーン
アメックスグランドでもっとも馴染みのある「アメックスグリーンカード」
「アメックスグリーンカード」には必要にして十分な機能が備わっていて、コストパフォーマンスが高いと言えます。
またVISAやMastercardよりもステータス性が高い為オススメのカードといえますね。
三井住友カード
日本最初のVISAカードとしても有名な「三井住友カード」も、アメリカ旅行では欠かせません。
三井住友カード会員は「世界のお得なお店ガイド」を利用可能で、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコやラスベガスなどのお店が掲載されています。
ガイド内のクーポンを使って三井住友カードで支払うと、優待特典が受けられます。
また三井住友カードの海外旅行保険も使えるという事！
三井住友カードの海外旅行保険の運用開始日は「海外で交通費を支払った時点」から適用されます。
他のカードで90日間の海外旅行保険を利用し、それが切れるタイミングで三井住友カードを使用して、現地交通費を支払えば更に90日間を保険適用を受けられますね。
合計で180日になるので、半年あれば、留学でも大丈夫でしょう。
まとめ
アメリカにおけるクレジットカード事情について説明しました。
アメリカはクレジットカード大国なので、是非クレジットカードを利用してください。
盗難や紛失の危険性などもあり、現金を持ち歩くよりもクレジットカードの方が安全です。
また旅行で行くなら二枚持ちにして、別々に保管することをオススメします。
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