クレジットカードには種類によってキャッシング枠がもうけられています。
ですが、このキャッシング枠はどんなクレジットカードにも無条件で付いていると言う訳ではありません。
クレジットカードの本来の機能は基本的にショッピングです。
今回はクレジットカードで商品券が買えない?!金券&商品券の現金化などの情報を調査していきます。
キャッシング枠とは?
今の時代、クレジットカードを持つ事は必須になりつつありますが、クレジットカードのキャッシング枠とは何でしょうか。
基本的にクレジットカードは、物品を購入する際に使用されるものです。
ですが、カードの種類及び申込者によってはキャッシング枠と言うのがもうけられます。
つまり、これはクレジットカードで現金を借りることが出来る枠と言うことです。
全くキャッシング枠がないクレジットカードもあり、またキャッシング枠があっても申込者の条件によってはキャッシング枠がもうけられない場合もあります。
更に、キャッシング枠も3万円~50万円など上限がもうけられていますが、大抵はその程度のキャッシング枠なら必要ないと言う条件の人に限って審査が通るものです。
本当にお金に窮しているような状況下では大きな枠を望んでも審査が通らないケースがほとんどです。
ですが、どんなお店でも、どんな買い物でもクレジットカードが使えると言う訳ではありません。
そうなると、買い物によっては現金が使えたら…….と言うケースも決してないとは言い切れません。
金券&商品券の現金化とは?
キャッシング枠がなく、現金が欲しい人はどうすれば良いのでしょうか?
そこで出てくるのが金券や商品券を現金化することなのです。
つまり、ショッピング枠で換金出来るものを購入し、買取店に持っていく事です。
しかし、お金になるものとは言え、物品では換金率が悪いので、金券や商品券を買って金券ショップなどで転売し、現金にするのが一番効率的です。
商品券などを金券ショップで現金化?!
クレジットカードで商品券や金券を購入し、金券ショップに売る方法はクレジット枠を少額でも現金化したい時に良く使われる方法です。
金券ショップが取り扱うのは商品券だけではなく、ギフト券、プリペイドカードなど多岐にわたります。
どのショップも換金率がお同じと言う訳ではありませんが、全国百貨店共通商品券の様な類のものですと、90~95%がノーマルな換金率と言えます。
商品券以外のものでは、換金率が悪いので、現金に換えようと言う人は大抵こうした商品券などの転売に走ります。
ですが、クレジットカード会社からするとこの転売を抑えたいようで基本的には約款として禁止しているところがほとんどです。
利用停止の可能性もある
クレジット会社は商品券の現金化を禁止しているところがほとんどですので、あまりに不自然に商品券や金券の購入が多い場合は使用停止になる危険も…..。
特にキャッシング枠がいっぱいになってきている場合の購入には厳しく目を光らせています。
多額の商品券購入なども1度の利用でもクレジット会社から利用確認の電話が掛かってきたりもしますので要注意です。
また、多額ではなくても商品券購入履歴などにもチェックを入れていますので、リスクは承知の上で行うようにして下さい。
商品券&金券を現金化するメリット
では、リスクを冒してまで商品券や金券を現金化するメリットはあるのでしょうか。
確かに、キャッシング枠がなく、どうしても現金がいると言う場合にはメリットと言えるのかも知れません。
ですが、換金率で言っても100%ではない為に、どうしても損はしてしまいます。
とは言え、ショッピング枠があり、その上で現金化することにはあまり大きなメリットがあるとは言えません。
カードを使えないところへ行き、お金を遣う予定が出たと言うなら話は別ですが、それ以外ならキャッシング枠があれば事足りると言えるでしょう。
1回の利用でも利用停止になる可能性を含んでいる商品や金券の現金化、出来れば利用しないで行ける方が無難で安心と言えます。
また、デメリットとして最も大きな部分は換金率において金券ショップに足元を見られ、低い率で買い取られるかも知れないと言うことです。
換金率は日によって変わるものではないので、本来は一定のものです。
ですが、こうした事に慣れておらず、尚且つ現金がどうしてもいると言う余裕のなさそうな人には通常よりも安く買い叩かれる訳です。
大手の買取ショップであればこういう事はありませんが、そもそもの換金率が低いのでどちらにしてもメリットは少ないと考えておきましょう。
まとめ
今回はクレジットカードで商品券が買えない?!金券&商品券の現金化などの情報を調査しました。
クレジットカードのショッピング枠を利用して商品券や金券などを購入し、金券ショップなどで換金するケースはクレジットカード会社が禁止しているにも関わらず後を絶たないようです。
余程の事がない限り、商品券や金券を購入して現金化はしない方が良いのですが、これだけ横行していると言うことはそれなりに需要があると言うことです。
もし、やむを得ず商品券の現金化をすることがあっても、リスクは充分言った上で行う様にしたいものです。
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