クレジットカードの中でもアメックス(アメリカンエキスプレス)のカードと言うと外資系のカードでプレミア感があります。
当然、生半可な条件では審査が通らないと思うのは当然の事です。
そこそこ収入のある人でも、その特質を知らなければ申し込みを敬遠してしまうのではないでしょうか。
ですが、アメックスには意外な審査の盲点があったのです。
今回はアメリカンエクスプレスのクレジットカードはブラックでも関係なし？！などの情報を調査していきます。
アメリカンエキスプレスとは？
アメリカンエキスプレス(通称アメックス)のクレジットカードは大きく分けて2種類のタイプに分かれます。
1つは「アメックス発行」のもの、もう1つは「セゾン発行」のものです。
ステータスとして高いのは当然ですが「アメックス発行」のものになります。
中でも、アメックス発行のクレジットカードはいわゆる国際的なT&Eカードの代表のようなものだからです。
T&Eはトラベル＆エンターテイメントの略で、旅行やレジャーなどび特価したカードのことです。
現在日本でT&Eに手厚いカードは「アメックス」、「JCB」、「ダイナーズクラブ」になります。
セゾン発行のアメックスカードは、同じアメックスでも気軽に持つことが出来ます。
ですが、気軽ゆえに優待特典についてはイマイチ薄いと言わざるを得ません。
セゾン以外にも、高島屋、PARCOなど色々なアメックスカードがありますが、これらのは全てセゾンカードと業務提携しているカードですので結局は2種類しかないと言えますね。
セゾン系のアメックスカードは「審査が通り易い」、「年会費が安い」などの利点があります。
アメックスカードは本当に審査が甘いのか？
アメックスカードはセゾン系の方が審査が甘いと言われていますが、ブラックなどの事故経歴においてはアメックス発行の方が通り易いと言われています。
実際、多くの口コミで事故経歴がある人でも案外簡単に通ったと言うものを良く見掛けます。
とは言っても、一口にアメックスカードと言っても「グリーンカード」、「ゴールドカード」、「プラチナカード」、「センチュリオンカード(ブラックカード)」と種類があり、プラチナ、センチュリオンは簡単に通りません。
この2つは、年齢やステータス、実績がないと審査すらしてもらえないからです。
あまり、「審査が甘い」と言う事で言及される事のないアメックスカードですが、情報を調べていくとにわかに期待が持てるものであると判りました。
アメックスカードは何故審査が甘い？
アメックスの審査が甘いと言われるのには明確な理由があります。
その理由を知れば「ある人には厳しく」、「ある人には甘い」と言うことがハッキリ判ります。
日本の企業のクレジットカードは「事故経歴」を問題にします。
しかし、外資系のアメックスカードは過去の滞納や債務整理などの情報はそれほど重要視しません。
アメックスカードで最も重要視する事は過去はどうあれ、現在安定した収入があり、返済していく事が可能であるかどうかなのです。
つまり、事故経歴が一切なくても一定の収入がなければ審査に通りません。
逆にどれだけ酷い事故経歴があろうが、現在返済能力があれば審査の対象となると言う事なのです。
厳しいと言う口コミは何故？
審査が甘い筈のアメックスカードがネットなどで「落ちた！」と言う口コミが多いのは、単純に現在の収入が返済能力に乏しいと判断されたからです。
変な話ですが、金融事故経歴のある人にとっては、現在しっかり収入がある限り唯一審査に通る可能性があるカードと言っても過言ではないでしょう。
逆に事故経歴がなく年収が低い人は、アメックスを避けてプロミスやアコム、レイクなどの銀行系カードを狙う方が手っ取り早いと言えます。
要は審査が甘い、厳しいと言うのは飽くまで「特色による」と言う事を念頭に入れておく必要があると言う事です。
無条件にどんな人にとっても審査が甘いと言うところがあるとすれば、それは闇金に近いもので絶対に借りるべきではないところだけなのです。
基準としてはグリーンカードの場合、定職に就いており年収で300万円を超えていれば審査対象になります。
ゴールドカードは年齢自体が30歳以上で、定職に就き年収300万円＋グリーンカード使用実績が僅かでもあれば通り易いと言えます。
日本企業のクレジットカードの場合、ゴールドカードは基本的にある程度のステータスがないと通りませんので、そうしたところもアメックスのクレジットカードの優位点と言えますね。
まとめ
今回はアメリカンエクスプレスのクレジットカードはブラックでも関係なし？！などの情報を調査してきました。
総体的に言えることですが、「審査が甘い」、「審査に通り易い」と言うのは飽くまでそのカード会社にとって重要視する基準を満たしていると言う事が最低条件です。
アメックスは実績よりも現在の支払い能力を見ますので、金融事故経歴がある人でも充分審査の対象になります。
甘いと言われているカード会社でも金融事故があれば審査の対象にすらなりません。
審査が甘いかどうかではなく、審査対象になり得るカード会社であるのかを見極めていく必要がありそうですね。
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