キャッシュレスとは一体なに?知っておきたい決済の基礎知識を解説!

2019年10月から消費税が10%になり、キャッシュレス決済としきりに叫ばれています。

しかし、このキャッシュレスとはどう言う意味でしょうか?

cash(お金)がレスってことで現金を使用しない支払いのことですよね。

つまりクレジットカード、電子マネー、口座振替を利用するということになります。

このキャッシュレスですが、普及してるんでしょうか?

また今後どうなっていくのかも調査してみましょう。

キャッシュレスとは現金以外の方法で支払うこと

キャッシュレス決済といっても様々な方法があります。

クレジットカード、交通系ICカード、流通系ICカード、タッチ型決済、QRコード決済など非常に沢山ありますよね。

キャッシュレスは簡単に言えば「お金を支払うときに現金以外の方法を使う」と言うことです。

2018年4月、経済産業省は2015年までに紙幣・硬化を使用しないキャッシュレス決済を40%まで引き上げる「キャッシュレスビジョン」を策定しました。

また2020年に開催される東京五輪開催時に、外国人が訪れる主要な施設・観光スポットにおいて100%のクレジットカード決済対応を目指してもいます。

日本としてキャッシュレス社会を目指しているということでしょうね。

キャッシュレスは3種類に分けられる

支払いが発生するタイミングでキャッシュレスは「前払い」「即時払い」「後払い」の3種類に分けられます。

前払いはプリペイド方式のことですね。

Suicaやnanacoのように、予め金額をチャージする電子マネーが代表格です。

即時払いはデビットカードのように支払いと同時に銀行口座から代金が引き落とされる物です。

後払いはクレジットカードのように後日請求される支払い方法になります。

定番のクレジットカードと台頭するQRコード決済

現在のキャシュレス決済事情はどのようになっているでしょうか?

アンケートの結果、現在の支払い方法は現金を使用する人が97.3%と圧倒的に多いのが分かります。

その後には、クレジットカード(75.1%)、銀行振込・引落(37.8%)、交通系ICカード(36.7%)、流通系ICカード(34.3%)といったキャッシュレス決済が続いています。

また最近多いのはスマートフォンによる支払いを行う人が19.4%いることですね。

「タッチ型決済」「QRコード決済」が短期間で台頭している事がわかります。

キャッシュレスが普及するメリットとは?

さて、日本政府も推し進めているキャッシュレス決済ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?

一番わかりやすい変化は無駄が「減る」ことでしょう。

現金を管理する事がなくなるので、銀行やコンビニなどのATMに立ち寄って、現金を下ろす手間や、ATMの手数料もなくなりますよね。

飲食店などで会計するときも、ごく短時間での支払いが可能になり、財布の中の小銭を探したり、お釣りを受け取ったりという手間がなくなります。

また変化があるのは現金信仰ですね。

現金信仰とは現金を使用するほうが便利だと考える事。そのような考えを持った方に、キャッシュレスによって利便性を感じてもらうことで、主役だった現金からの脱却がおこり、これまでの先入観や常識が変化していくでしょう。

スマホ決済を敬遠する理由とは?

スマホ決済はいまだにハードルが高いと思っている人が多いようです。

現金での支払い方法に満足していると言う理由や、スマホを紛失したときに悪用されるのが怖いという理由もあるようですね。

高齢者の方は不安に思う人も多いでしょうが、これから時代が流れるとスマホ決済が普通になる可能性が高いと思います。

使われやすい交通系&流通系カードとは?

キャッシュレスの利用頻度をみると約半数の人が週に1度以上は何かしらのキャッシュレス決済を行っています。

比較的使われやすい流通系ICカードの利用頻度が最も高くなっています。

またQRコード決済の利用頻度は、利用者が交通系ICカード、流通系ICカードの3分の1ではあるものの、2人に1人は週1回以上利用しているということです。

少額決済に現金を使う人は激減している?

5000円を超える決済ですとクレジットカードを使うのが多いと言うことですが、1000円未満の少額決済では現金、交通系ICカード、スマホを利用したタッチ型決済とQRコード決済の利用頻度が高くなっています。

1000円未満の決済に関しては現金で支払う人が6割を着るというアンケート結果もありますし、キャッシュレス決済が浸透しているといえますよね。

キャッシュレス決済の未来とは?

キャッシュレス決済は、ポイントが貯まるといった「利得性」と支払いを素早く終えることができる、財布を持ち歩かずに済むといった「利便性」の双方を備えています。

現金の代わりというイメージもあるかもしれませんが、決してそうではありません。

現金で出来ない事がキャッシュレス決済で可能になります。

「キャッシュレス化によって、新しいライフスタイルを手に入れる」ということですね。

キャッシュレス化により大きくライフスタイルが代わり、生活の様々なシーンと連動していくものになるでしょう。

便利なのは間違いないですし、今後はもっともっとキャッシュレスが普及していくでしょうね。

そんな時代はすぐそこまで来ています。キャッシュレスの時代の波に取り残されないように準備していきましょう。

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