三井住友VISAクラシックカードのポイントや年会費やメリットを解説!

三井住友カードには数多くの種類がありますが、そのなかに「三井住友VISAクラシックカード」があります。

ほかにも、三井住友VISAクラシックカードAという似た名前のカードも。

三井住友カードの申込みを検討していても、カード内容をきちんと理解していないとどれを選べばいいか分かりませんね。

そこで今回は、「三井住友VISAクラシックカード」について、その特徴やクラシックカードAとの違い、ポイントプログラムについて詳しくご紹介したいと思います。

【三井住友VISAクラシックカードの概要】

三井住友VISAクラシックのカード概要は、以下の通りです。

★国際ブランド:VISA/MasterCard(VISAとMasterCardの2枚申し込みも可)

★年会費

・本カード会員:1,250円(税別)←インターネット入会で初年度の年会費無料

・家族カード会員:400円(税別)←1人目は初年度の年会費無料(2年目以降は、前年の家族カードでの買物利用回数が3回以上の場合年会費無料)

※2人目以降は、初年度から年会費がかかり、2年目以降も利用回数に限らず年会費が必要。

《VISAとMasterCardを申し込んだ場合の2枚目の年会費》

・本カード会員:250円(税別)

・家族カード会員:250円(税別)←1人目は初年度年会費無料

★申し込み対象

・本カード会員:高校生を除く18歳以上で、毎月安定した収入がある方

・家族カード会員:本カード会員と生計と共にする配偶者、高校生を除く満18歳以上の子供、両親(本会員が学生の場合は、生計を共にする配偶者のみ)

★旅行傷害保険(海外):最高2,000万円※家族カード会員も同様の補償

・傷害死亡/後遺傷害補償⇒最高2,000万円
・傷害治療費用補償⇒50万円(1事故あたりの限度額)
・疾病治療費用補償⇒50万円(1疾病あたりの限度額)
・賠償責任補償⇒2,000万円(1事故あたりの限度額)
・携行品損害補償⇒15万円(1旅行中で1年間の限度額)※自己負担金あり:1事故3,000円
・救援者費用補償⇒100万円(1年間の限度額)

適用には、以下の条件のいずれかを満たす必要があります。

1.日本を出国する前に、公共交通機関(航空機・電車・船舶・タクシー・バスなど)の利用代金を三井住友VISAクラシックカードで支払った場合
2.日本を出国する前に、宿泊を伴う募集型企画旅行(ツアーなど)の代金を三井住友VISAクラシックカードで支払った場合3.日本を出国後に、公共交通機関の利用代金を初めて三井住友VISAクラシックカードで支払った場合

・自動付帯分:旅行開始日より3か月間で、尚且つそのうちの旅行期間中に限る
・利用条件分:旅行出発前に条件を満たした場合⇒旅行開始から3か月、且つ旅行期間中/旅行出発後に初めて条件を満たした場合⇒条件を満たした日より3か月、且つ旅行期間中

★ショッピング補償:年間限度額100万円

三井住友VISAクラシックカードで購入した商品が、盗難、破損によって損害を受けた際に、その費用を補償します。
・海外:三井住友VISAクラシックカードを利用した場合(支払方法関係なく)
・国内:三井住友VISAクラシックカードを、リボ払いまたは分割払い(3回以上)で利用した場合

《補償期間》

当該商品を購入した日、またはその翌日より90日間さかのぼって補償。

★利用可能枠

*利用総枠:10~80万円
・ショッピング枠:10~80万円
・リボ払い/分割払い枠:0~80万円
・キャッシング枠:0~50万円

★支払方法:1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い(手数料あり)/分割払い(手数料あり)

《リボ払いの概要》
*手数料:実質年率15.0%(カードの種類で変わる)
*支払日:毎月15日締めで、翌月10日払い/毎月末日締めで、翌月26日払い
《分割払いの概要》
*支払回数(支払期間)と分割手数料(100円あたりの手数料額)
・3回(3か月)⇒実質年率12.00%(100円あたり2.01円)
・5回(5か月)⇒13.25%(3.35円)
・6回(6か月)⇒13.75%(4.02円)
・10回(10か月)⇒14.25%(6.70円)
・12回(12か月)⇒14.50%(8.04円)
・15回(15か月)⇒14.75%(10.05円)
・18回(18か月)⇒14.75%(12.06円)
・20回(20か月)⇒14.75%(13.40円)
・24回(24か月)⇒14.75%(16.08円)

★支払日:①毎月15日締め、翌月10日払い/②毎月末日締め、翌月26日払い←①・②のいずれかを選択

★追加可能カード&電子マネー

《追加カード》

*家族カード

・年会費:400円(税別)←1人目は初年度無料、2年目以降は前年度の家族カード利用回数(ショッピング)が3回以上の場合年会費無料
・申込対象:本カード会員と生計を共にする配偶者、満18歳上の子供(高校生以外)、両親
・利用枠:三井住友VISAクラシックカードの利用可能枠内で利用可

*ETCカード

・年会費:500円(税別)←初年度無料、2年目以降は前年度に1回以上ETC利用請求があれば年会費無料
・申込対象SMBC発行のクレジットカード(三井住友VISAクラシックカードを含む)を申込んだ方
・利用枠:三井住友VISAクラシックカードの利用可能枠内で利用可

 

*バーチャルカード(インターネット決済専用カード)
・年会費:300円(税別)←初年度無料
・申込対象:三井住友VISAクラシックカード申込者で、インターネットに接続可能なメールアドレスを持っている方
・利用枠:10万円

《電子マネー》

*三井住友カードiD
・年会費:無料
・申込対象者:三井住友VISAクラシックカード申込者
・利用枠:三井住友VISAクラシックカードの利用可能枠内で利用可

*Apple Pay:利用可、発行手数料無料

*Google Pay:利用可、発行手数料無料

*三井住友カードWAON(お客さま感謝デーで5%OFF、お客様わくわくデーでWAONポイント2倍)

・年会費:無料(発行手数料として300円が必要)
・申込対象:三井住友VISAクラシックカードの申込者
・利用枠:入金上限5万円

*PiTaPaカード

・年会費:本カード会員、家族カード会員ともに無料
※年に1回でもPiTaPaを利用(交通、ショッピング)しないと、会員1名につき1,000円のPiTaPa維持管理費がかかる。
・申込対象:三井住友VISAクラシックカードの申込者
・利用枠:交通利用⇒1か月15万円/ショッピング利用⇒1日3万円、1か月5万円(IC定期券搭載可能カードの場合は、別途IC定期券購入時上限を1か月20万円とする)

★ポイントサービス:ワールドプレゼント

通常、「利用金額の合計1,000円(消費税込み)ごとに1ポイント」が付与されます。

また、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・マクドナルドでは、いつでもポイントが5倍で付与されます。

本カードのほか、家族カードや電子マネーiD、Apple Payなどでもポイントが貯められる。

★キャッシング

  • 利用枠:0~50万円(三井住友VISAクラシックカードの利用総枠の範囲内で、新規契約時は限度額50万円)
  • 利率:実質年率18.0%
  • 遅延損害金:年率20.0%
  • 返済方式:元利定額返済方式
  • 返済期間/返済回数:最長4年1か月/49回←(50万円を実質年率18.0%で借り入れ、毎月返済額15,000円の場合)
  • 使途:制限無し
  • 担保/保証人:いずれも不要

【三井住友VISAクラシックカードAとの違い】

三井住友VISAクラシックカードと、三井住友VISAクラシックカードAはカードフェイスもほとんど一緒。

「何が違うの?」と気になる方も多いと思います。

かんたんに言うと、三井住友VISAクラシックのプラスαが三井住友VISAクラシックA。大きく分けて2点に違いがあります

ここでは、三井住友VISAクラシックとクラシックAの違いをかんたんにご説明しますね。

(1)年会費が違う

三井住友VISAクラシックとクラシックAの違いの1つは「年会費」。本カード会員はもちろん、家族会員の年会費にも違いがあります。

★三井住友VISAクラシックカードの年会費
・本カード会員:通常1,250円+税
・家族会員:通常400円+税
★三井住友VISAクラシックカードAの年会費
・本カード会員:通常1,500円+税←〈クラシックより250円+税アップ!〉
・家族会員:通常550円+税←〈クラシックより150円+税アップ!〉

※クラシック・クラシックAともに、インターネット入会で初年度年会費は無料となります。

※クラシック・クラシックAともに、VISAとMasterCardを同時申込み時の2枚目の年会費は、本カード会員が250円+税、家族会員が250円+税(1人目初年度無料&2年目以降は前年に3回以上のショッピング利用で無料、2人目以降は初年度より年会費250円+税)となります。

(2)付帯する旅行傷害保険の内容が違う

三井住友VISAクラシックの旅行傷害保険は海外旅行のみに適用されますが、クラシックAでは国内旅行にも適用されます。また、補償額にも違いがあります。

★三井住友VISAクラシックカードの旅行傷害保険

《海外》
※すべての担保項目について、旅行前に代金を三井住友VISAクラシックカードで支払うことが前提。
・傷害死亡/後遺傷害補償⇒最高2,000万円
・傷害治療費用補償⇒50万円(1事故あたり)
・疾病治療費用補償⇒50万円(1疾病あたり)
・賠償責任補償⇒2,000万円(1事故あたり)
・携行品損害補償⇒15万円(1旅行中で1年間)※自己負担金1事故3,000円
・救援者費用補償⇒100万円(1年間)
《国内》
なし

★三井住友VISAクラシックカードAの旅行傷害保険

《海外》
※傷害死亡/後遺傷害の補償額は、旅行前に三井住友VISAクラシックカードAで支払った旅費の決済額で変動。そのほかの担保は、三井住友VISAクラシックカードAでの決済にかかわらず自動的に補償。←〈クラシックより柔軟〉
・傷害死亡/後遺傷害補償⇒最高2,000万円(内訳:自動付帯分300万円+利用条件分1,700万円)
・傷害治療費用補償⇒100万円(1事故あたり)←〈クラシックより50万円アップ!〉
・疾病治療費用補償⇒100万円(1疾病あたり)←〈クラシックより50万円アップ!〉
・賠償責任補償⇒2,500万円(1事故あたり)←〈クラシックより500万円アップ!〉
・携行品損害補償⇒20万円(1旅行中で1年間)※自己負担金1事故3,000円←〈クラシックより5万円アップ!〉
・救援者費用補償⇒150万円(1年間)←〈クラシックより50万円アップ!〉
《国内》←〈クラシックAのみ付帯〉
・傷害死亡/後遺傷害⇒最高2,000万円(内訳:自動付帯分300万円+利用条件分1,700万円)

【三井住友VISAクラシックカードのポイントプログラム】

ここで、三井住友VISAクラシックカードのポイントプログラムを、くわしくご紹介したいと思います。

(1)ポイントプログラム「ワールドプレゼント」

★カード利用金額1,000円(税込)につき1ポイント

★セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・マクドナルドでカード利用:ポイント5倍

★ポイント有効期限:ポイント獲得月から2年間

※ポイント獲得月は支払方法で変わります。
・1回払い⇒請求月
・2回払い⇒初回引き落とし月
・分割払い(3回払い以上)⇒初回引き落とし月
・リボ払い⇒初回引き落とし月
・ボーナス一括払い⇒利用案内月

★貯めたポイントはニーズに合わせて交換・移行・キャッシュバックできる

交換・移行可能なサービスは以下の通りです。

①WEB版景品カタログより交換

貯めたポイント数に応じて、カタログより景品を選ぶことができます。景品は様々なジャンルから選べますよ。

たとえば、

  • 600ポイント→サントリー プレミアムモルツ12缶セット・1,000ポイント→人気銘柄米 2kg×3袋
  • 3,800ポイント→なだ万 食事券(ランチ・ペア)
  • 6,000ポイント→ロボット掃除機 ルンバ
  • 11,800ポイント→ダイソン ファンヒーター

 

などなど、いろいろな景品がありますよ。

②マイレージに移行

ワールドプレゼントのポイントは、以下の航空会社のマイレージに移行することが可能です。

★ANAマイレージ
・移行レート:1ポイント→ANAマイレージクラブ3マイル
・ポイント移行単位:100ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:約 1週間
★ミッレミリアマイレージ
・移行レート:1ポイント→ミッレミリア3マイル
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:毎月25日に申し込み締め切り、翌月10日ごろにマイル加算
★クリスフライヤーマイレージ
・移行レート:1ポイント→クリスフライヤー3マイル
・ポイント移行単位:100ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:毎月15日申し込み締め切り、翌月15日ごろにマイル加算
★ブリティッシュエアウェイズエグゼクティブクラブAvios
・移行レート:1ポイント→エグゼクティブクラブ3Avios
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:申し込み後1週間以内
★イースタンマイルズポイント
・移行レート:1ポイント→イースタンマイルズ3ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:申し込み後1週間以内
★フライングブルーマイレージ
・移行レート:1ポイント→フライングブルー3マイル
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:申し込み後1週間以内

③カード利用代金&iDバリューにキャッシュバック

ポイントを三井住友VISAクラシックカードやiDにキャッシュバックもできます。

★三井住友VISAクラシックカード
・移行レート:1ポイント=3円
・ポイント単位:200ポイント以上で、1ポイント単位
・移行所要期間:申し込み日より翌月、または翌々月
★iDバリュー
・移行レート:1ポイント=5円
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:毎月10日払いの方は15日まで、毎月26日払いの方は月末までの申込みで、翌月請求分でキャッシュバック

④ポイント移行

ワールドプレゼントのポイントは、他サービスのポイントに移行することも可能です。たとえば、

★三井住友プリペイド
・対象プリペイド:三井住友プリペイド/三井住友プリペイドe/ANA VISAプリペイドカード(オールチャージ型)
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、1ポイント単位(上限10,000ポイント)
・移行レート:1ポイント=5円
・移行所要期間:申込日から約1週間
★楽天スーパーポイント
・移行レート:1ポイント=楽天スーパーポイント5ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:申込日から約2日後
★T-POINT
・移行レート:1ポイント=Tポイント4ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:申込日から約1週間
★ヨドバシカメラ ゴールドポイント
・移行レート:1ポイント=ゴールドポイント5ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:申込日から約2日後
★dポイント
・移行レート:1ポイント=dポイント5ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:毎月申し込み15日締め、翌月10日ポイント加算
★au WALLETポイント
・移行レート:1ポイント=WALLETポイント5ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:毎月申し込み15日締め、4営業日後
★ビックカメラ ビックポイント
・移行レート:1ポイント=ビックポイント5ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:申込日から約1週間
★nanacoポイント
・移行レート:1ポイント=nanacoポイント4ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位(1回の移行上限12,500ポイント)
・移行所要期間:申込日から2日後
★Pontaポイント
・移行レート:1ポイント=Pontaポイント4ポイント
・ポイント移行単位:200ポイント以上で、100ポイント単位
・移行所要期間:申込日から3日後

利用サービスによって移行レートや反映期間に違いがあるので、注意しましょう。

(2)ポイントUPモール

通常ポイントで買い物をしていても、なかなかポイントを貯められませんね。

そこで、利用したいのが「ポイントUPモール」。ここを経由し、各ショップにて買い物をするだけで、通常よりもポイントが最大20倍にアップします。

ポイントUPモール内には、amazon・Rakuten・Yahoo!ショッピングなど、日常生活でも利用する通販サイトやショップはもちろん、ファッション・日用品・美容&健康・家電・グルメ・趣味・旅行など、さまざまなジャンルのショップ・サイトがあります。

ポイント倍率はショップによって異なるので、倍率をチェックして買い物をするのもいいですよ。

たとえば、

  • amazon/Rakuten/Yahoo!ショッピング⇒ポイント2倍
  • Yahoo!トラベル⇒ポイント3倍(変動あり)
  • amazonファッション⇒ポイント9倍
  • 日本直販⇒ポイント11倍(変動あり)
  • トレンドマイクロ・オンラインショップ⇒ポイント20倍

などがあります。

ポイントを効率良く増やすためにも、ポイントUPモールをぜひとも利用しましょう。

(3)ココイコ!

事前エントリーしてから街で三井住友VISAクラシックカードを利用することで、通常よりもポイントがアップします。
たとえば、

・タカシマヤ/近鉄百貨店/大丸百貨店/東急百貨店/東急ハンズ
ポイント3倍/キャッシュバック1%

・ビックカメラ/びっくりドンキー/紀伊国屋書店
ポイント2倍/キャッシュバック0.5%

身近にある店舗が利用できるので、うれしいですね。

エントリーは、三井住友カードの「ココイコ」サイトから行えますよ。

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