クレジットカードの会社というと、VISAやマスターカード、JCBを思い浮かべますよね。
しかし一般的にクレジットカード会社というと、エポスカードやライフカードと言ったクレジットカード発行会社や加盟店管理会社も含まれます。
クレジットカード会社と言っても、さまざまな業務形態の会社があると言うことです。
そこで今回はクレジットカード会社毎の特徴や違いを把握して、自分に最適な1枚を作ろうということでご紹介していきます。
クレジットカードの会社には3つの種類がある
一般的にクレジットカード会社と呼ばれている会社には、大きく分けて下記の3つの種類の会社があります。
- 国際ブランド
- クレジットカード発行会社
- 加盟店管理会社
それぞれの会社の特色や役割の違いtについて、次は詳しく見ていきましょう。
国際ブランド
VISAやマスターカード、JCBといった世界的に決済機能を提供しているブランドの事を国際ブランドと言います。
現在国際ブランドとして認められているのは、以下の7つですね。
- VISA
- MasterCard
- American Express
- JCB
- Diners
- Discover
- 銀聯
上記が7大国際ブランドと呼ばれています。以前はVISA、MasterCard、American Express、JCB、Dinersの5つで5大国際ブランドと言われていましたけどね。
しかし近年のシェア率の各K大や発行枚数の増加などを考慮してDiscover、銀聯(ぎんれい)を加えた7つが一般的です。
国際ブランドの役割
国際ブランドの役割は、決済機能を世界中に提供することです。
楽天カードの楽天や、イオンカードのイオンなどクレジットカードを発行している各会社が、国内中や世界中に決済機能網を張り巡らせるのは大変な事ですよね。
そのため、世界中に決済機能を持っている会社から決済システムを借りるという事。
この決済機能を世界中に持っている会社が国際ブランドになります。
クレジットカード発行会社
実際にクレジットカードを発行する会社のことをイシュアと呼びます。
日本国内にイシュアの一例はこちら
- 三菱UFJニコス
- クレディセゾン
- イオンカード
- 楽天カード
- オリコカード
イシュアの役割
イシュアの役割を一言でいえば「会員管理」になります。
利用毎にポイントや特典をつけたり、海外旅行保険や国内旅行保険、ショッピング保険といった各種保険を用意するのもイシュアの仕事ですね。
また、入会手続きや審査も基本的にはイシュアが行います。
加盟店管理会社
クレジットカードを介して買物されたものを「取扱額」といいますが、膨大な金額になりますよね。
加盟店管理会社は「アクワイアラ」と呼ばれています。主な業務としてはクレジットカードの加盟店の新規開拓や既存加盟店を管理です。
海外では分業されているのが普通ですが、日本ではイシュアがアクワイアラを兼ねているケースも多いですね。
アクワイアラの役割
アクワイアラは、クレジットカード加盟店とイシュアをつなぐ代理店の様な存在です。
加盟店から売り上げデータを受け取り、そのデータをイシュアに渡します。
そして売上代金をイシュアから徴収し、それを加盟店に受け渡します。
また、アクワイアラは加盟店が支払うカード手数料の一部を収益元としているため、新規加盟店の開拓も重要な仕事になります。
信販会社との違い
クレジットカード会社と似た業態に信販会社があります。
クレジットカード会社と信販会社の主な違いは以下の通りです。
- クレジットカード会社は、クレジットカードのみを取り扱っているのに対して、信販会社はクレジットカード以外にもあらゆる商品の信用販売も行っている。
- クレジットカードの収益の源泉は加盟店からの販売手数料なのに対して、信販会社は消費者からの金利手数料で収益をあげている
クレジットカード会社による違い
国際ブランドの会社が違うと起こる事
国際ブランドが違うと決済できる店舗の数が違います。
JCBはれっきとした国際ブランドですが、海外では使えないケースもあります。
JCBブランドしか持っていないと言う人は、海外に行く前にVISAグランドやMastercardブランドのクレジットカードを一枚サブカードとして持っておくことをオススメします。
クレジットカード発行会社の違いによって起こる事
大きく分けると以下の2点に注意が必要です。
- 締め日と支払日が違う
- ポイントや特典などのサービスが違う
クレジットカード発行会社が違うと締め日や支払日が異なってきます。
カード発行会社によっては、月末締め翌月払いというのもあれば、15日締め翌月5日払いということもあります。
クレジットカードを複数枚所持している人は、注意が必要ですね。
またポイントや特典、優待制度も違ってきますので、注意が必要です。
ポイント還元率の違いは後々差が付きますので、クレジットカード選びの重要ポイントになります。
加盟管理会社の違いによって起こる事
私たちには直接の関わりはないですが、加盟管理会社の違いによっても異なることがあります。
手数料や条件が違うと言うことですね。
飲食店などでは、管理会社への手数料が割高な場合、価格に上乗せされる可能性もあります。
定番の大手クレジットカード会社発行おすすめクレジットカード
大手クレジットカード会社が発行しているクレジットカードの中で、オススメのクレジットカードをお伝えしましょう。
- 三井住友VISAカード クラシック
- JCB 一般カード
- 三菱UFJニコス VIASOカード
三井住友VISAカード クラシック
三井住友VISAカードは、日本で唯一世界一のシェアを誇るVISAブランドと提携しているクレジットカードです。
最もスタンダードなカードと言えるクレカで、海外旅行保険、国内旅行保険、ショッピング保険も自動付帯しています。
JCB 一般カード
日本が誇る国際ブランドですよね。日本国内の加盟店数は№1ですし、日本では一番使いやすいカードと言えます。
一般的なカードですが、ETC、QUICPay、家族カードを追加機能としてつけることもできます。
三菱UFJニコス VIASOカード
三菱UFJニコスは日本屈指のメガバンク「三菱UFJ銀行」のグループ企業で、日本最大級の規模を誇るクレジットカード会社です。
VIASOカードはもっともスタンダードで初心者向けなカードですね。
年会費無料、最短翌営業日発行と言う敷居の低さも魅力の一つです。
まとめ
各業態の役割を知ることで、クレジットカードの仕組みがより深く理解できましたでしょうか?
クレジットカードによっては様々な違いがあることもおわかりいただけたと思います。
この記事を参考に、自分に一番最適なクレジットカードを見つけて下さいね。
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