公共料金の支払いはどうしていますか?
現金払いや口座振替もいいのですが、クレジットカード払いにすると様々なメリットがあります。
家計の管理にも役立ちますし、ガス料金や電気料金もポイントで戻ってくるんですよ。
これからの公共料金のクレジットカード払いの利点や、支払い方法の切り替え方、注意する点も併せてご紹介します。
公共料金をクレジットカードで支払うメリットとは?
でも、これまでのやり方を変更するのって、面倒くさいですよね。
よほどの事が無い限り、公共料金の支払い方法をわざわざ切り替えるなんて気になりません。
そこでクレジットカードで公共料金を支払うとどんなメリットがあるのかを、調べてみました。
カード払いに切り替えるとポイントが貯まる!
カード払いの見逃せないメリットはやっぱり「ポイントが貯まる」ことです。
どのくらいお得なのかはカードの種類によっても違いますが、一般的に公共料金をクレジットカード払いにすれば、それだけで料金の0.5%~1%分があなたのお財布に戻ってきます。
この理由で多くの人が、クレジットカード払いに切り替える動機の一つとなっています。
ショッピングだけでポイントを貯めるには限界がありますが、公共料金は毎月必ず支払うものですし、金額も比較的大きいので、どなたも効率よくポイントが貯める事が出来るのです。
支払い方法を切り替えれば年間数千分が戻ってくる!
では公共料金をクレジットカード払いすれば、どのくらいポイントが貯まるものなのか、具体例を使って計算してみましょう。
例として二人暮らし世帯における月平均額を元西、クレジットカードは還元率1%のものを使用しています。
公共料金:月額 | 1ヶ月で貯まるポイント | 1年で貯まるポイント |
電気代:9000円 | 90ポイント | 1080ポイント |
ガス代:5000円 | 50ポイント | 600ポイント |
水道代:4000円 | 40ポイント | 480ポイント |
年間で合計2160ポイントですね。ここで使用したカード派還元率1%なので、1年で2160円相当のポイントを獲得できることになります。
ただ、水道料金のカード払いに対応していない地域もありますし、1人暮らしの場合は獲得ポイントはこれより少なくなるでしょう。
逆に言うと家族が多いとそれだけポイントも稼げるとも言えますけどね。
支払い方法を変えるだけでポイントが貯まるんですから、これを見逃すのは勿体ない!
公共料金のクレジットカード払いは、余分な費用をかけずにポイントを獲得できる、貴重なチャンスといえるでしょう。
現金払いや口座振替の記録は管理しにくい
公共料金をクレジットカード払いにするもう一つのメリットは、家計の管理がしやすいということです。
どの方法で支払っても記録は残りますが、その中でもクレジットカードの利用明細は飛び抜けて優秀です。
例えば公共料金をコンビニで現金払いすると、手元に残るのは控えとレシートだけ。
しかもそれぞれ料金の種類別、一ヶ月毎にバラバラな記録でしか残りません。
口座振替なら、通超に過去の引落の記録が残りますが、ここには振込や出金の記録も含まれていて、ごちゃごちゃして見づらいのが欠点ですよね。
クレジットカードの利用明細は家計簿としても使える!
一方クレジットカードの利用明細は、支払いの記録だけなので、スッキリして見やすいですし、利用元や日付がわかりやすく一覧表示されます。
利用日 | 利用先 | 利用料金 | 支払い方法 |
2018/07/29 | 大阪ガス | 1508円 | 1回払い |
2018/08/10 | 電話利用料 | 5300円 | 1回払い |
公共料金の支払いを1枚のクレジットカードにまとめれば、1ヶ月間の支出の記録が一目瞭然です。
クレジットカードの明細書はそのまま家計簿として使えるぐらいレベルが高いですね。
明細書は24時間いつでも確認できる
この明細書はオンラインサービスでいつでも好きなときに閲覧出来るのが便利です。
通常過去1年分の利用履歴が、24時間パソコンやスマホで見放題ですよ!
また必要に応じてダウンロードもできるので、表計算ソフトや会計ソフトに読み込むこともできます。
公共料金をクレジットカードで支払えば、家計簿つけが苦手な人でも上手に家計管理できるでしょう。
口座残高が不足していても支払いは実行される
クレジットカードで見逃せないのが、代金の立て替え機能です。
お金を使いすぎてしまった月に、口座残高不足で電気代が引き落とせなかったなんて経験はありませんか?
公共料金をクレジットカード払いに切り替えれば、そんなときもカード会社があなたに変わって料金を支払ってくれます。
これはクレジットカードの立て替え機能によるもので、カード会員になれば1ヶ月分の代金が、後日まとめて請求されるのです。
ちょっと安心ですよね。
複数の公共料金を一度にまとめて支払える
複数の支払いも、クレジットカードを使用すれば月一度の支払いでOKです。
例
- 電気料金:5500円
- ガス料金:2900円
- コンビニで買い物:240円
- ネットショッピング:4430円
=カード請求(月一度):合計13070円
勿論カードの支払日には必ずお金を準備する必要はありますが、この機能のおかげで公共料金の延滞も、未然に防ぐことができます。
バラバラな支払いがひとまとめになるので、家計管理がシンプルになりますね。
電気、ガス、電話、プロバイダなどの料金を全てクレジットカード払いにすれば、カード会社の請求にだけ気をつければいいことになります。
公共料金を支払うとクレヒス実績が増える!
クレヒスとはクレジットカードの利用実績の事ですが、これが公共料金を支払うことによって実績が増えるという事です。
お買い物の利用額が少ない人でも、毎月着実にクレジットヒストリーが積み重なっていきます。
利用実績の増加は、利用者に様々なメリットをもたらしてくれます。
【カード利用実績が増えることのメリット】
- 年会費無料条件をクリアできる
- 会員ランクがアップする
- 限度枠が増額される
- 他社カードの審査に通りやすくなる
クレジットカードの中には「年〇〇円以上の利用で年会費が無料」という条件付きタイプもありますが、これも公共料金を支払えば簡単にクリアできるでしょう。
クレジットカードへの変更で注意することは?
公共料金をクレジットカードに変更するのは、インターネットでするのがとても簡単です。
インターネットであれば24時間対応していますし、難しい事はありません。
手続きには顧客番号とクレジットカード番号が必要になりますので、準備しておきましょう。
支払い方法が変更されれば、以前の支払い方法は、自動的にストップします。
二重に請求されることはありませんので安心してください。
これで、あとはずっと大丈夫ですが、カード情報が変わる時には注意が必要です。
- 5年ごとのカード更新時(有効期限が変わる)
- 上位カードに切り替えたとき(カード番号・有効期限が変わる)
- 新機能のカードに切り替えたとき(カード番号・有効期限が変わる)
- 盗難や紛失によるカードの再発行(カード番号・有効期限が変わる)
いずれのケースでもカード情報が変わるため、古いカードで支払っていた電力会社やガス会社にも変更届を出す必要があります。
まとめ
公共料金のクレジットカード払いは切り替えも簡単で、様々なメリットがあります。
オンライン明細書で一括管理がしやすく、後払い方式なので調整もしやすいですし、ポイントが貯まるのは嬉しいですよね。
そのためにもクレジットカードは還元率が高い物を選んでください。
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