クレジットカードとデビットカードの違いとは!

最近ではクレジットカードが作れない場合は、「デビットカード」を作ろうと言った趣旨の記事などを頻繁に見かけますが、そもそもデビットカードとは一体何でしょうか。

クレジットカードの代わりになると言う事は現金がなくても買い物が出来ると言うことのようですが、その仕組みを知る人は少ないと言えます。

果たしてクレジットカードとデビットカード、どちらを作る方が良いのでしょうか?

今回はクレジットカードとデビットカードの違いとは!などの情報をお送りしていきます。

デビットカードとは何?

デビットカードはそもそも発行元は銀行のみのカードです。

提携自体はVISAやJCBなどの国際ブランドなのですが、基本的に銀行口座と連動して使うものですので、銀行以外では発行出来ないものです。

良く勘違いされるのはauWALLETやWAONカードもデビットカードではないのかと言う疑問です。

ですが、これらのカードはプリペイドカードと同じ性質のものです。

つまり、クレジットカードとは違い「お金を借りる」と言う性質とは違うと言う事です。

デビットカードに審査はある?

クレジットカードには審査と言うものがありますが、デビットカードに審査はあるのでしょうか。

デビットカードはそもそも銀行口座にあるお金を遣うに過ぎませんので審査はありません。

銀行口座が作れる年齢であれば誰もが作れるカードです。

最近では銀行によって頭からキャッシュカードにデビットカード機能が付いてくる場合も少なくないようです。

デビットカードはクレジットカードの様にお得な特典がある?

通常クレジットカードにはポイントや入会特典、国内外旅行保険などが付いてきます。

では、デビットカードにそうした特典はあるのでしょうか。

しかし、90%以上のデビットカードにはそうした特典は一切ありません。

デビットカードとクレジットカード返済の違いは?

クレジットカードは一定期間借入していると言う事で1ヶ月後に返済となりますが、デビットカードはすぐに口座から引き落とされます。

つまり、デビットカードは「借りる」と言う概念ではないと言う事です。

言ってみれば現金を遣わない現金払いと考えて良いでしょう。

デビットカードがある銀行

銀 行 名 名  称 年 会 費
楽天銀行 楽天JCBデビットカード 無料
三井住友銀行 SMBC VISAデビットカード 無料
住信SBIネット銀行 VISAデビットカード(キャッシュカード) 無料
三菱東京UFJ銀行 三菱東京UFJ VISAデビット 1,000円
ジャパンネット銀行 JNB VISAデビットカード 無料

デビットカード盗難・紛失の場合

クレジットカードには盗難補償、不正利用補償などいわゆる保険が付いています。

クレジットカードの場合、「お金を一定期間借りる」と言う性質のために盗難や紛失に強いと言えます。

反面、デビットカードはすぐに口座から引き落とされる為に、不正利用されて気が付いた時にはお金は口座からなくなってしまっているのです。

デビットカードには補償がないので、不正利用された場合、そのまま泣き寝入りと言う事になります。

また、ごく稀に補償があるデビットカードもありますが、手続きが面倒な上に時間が掛かってしまうので口座のお金がない状態で生活する必要があります。

デビットカードの特性として口座に残高があればどれだけでも使えるので、クレジットカードの比ではないほどの被害額になってしまう可能性も・・・。

デビットカードで補償がついていても、現状では100万円の限度額なので、結局は泣き寝入りとなってしまいます。

デビットカードはおススメなの?

デビットカードがおススメかどうかはキャッシュレスにこだわるかどうかに掛かっています。

キャッシュレスと言う事以外にクレジットカードよりも良いと言う事は全くありません。

結局のところ、デビットカードは一旦現金を手にするかしないかの違いだけでキャッシュカードと違いがないのです。

また、クレジットカードとデビットカードは似て非なるもので、クレジットカードの代わりにはなりません。

デビットカードは飽くまでデビットカードとしてしか遣えないことを頭に入れておきましょう。

プリペイドカードとデビットカードどちらが良い?

では、プリペイドカードとデビットカードではどちらが良いのでしょうか。

これはもう個人的な好き嫌いの問題になりますが、万が一を考えた場合口座と連動しているデビットカードより一定金額をチャージして使用するプリベイトカードの方が安心と言えますね。

まとめ

今回はクレジットカードとデビットカードの違いとは!などの情報をお送りしました。

ここでご紹介したことでデビットカードの特性やクレジットカードとの相違などが理解出来たかと思います。

キャッシュレスの時代にもなってきていると言える現代にデビットカードは必要なものかも知れません。

しかし、現在段階ではメリットは非常に少ない状況で、デメリットが目立つようですので今後の改良が待たれます。

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