クレジットカードの情報流出は防げない?自分でできる対策とは?

最近ニュースでよく見かけるのが、色々な会社からの個人情報流出事件です、

その中でもクレジットカード情報の流出は非常に重く受け止められていますよね。

情報流出事件でクレジットカード情報が漏れたかどうかがその事件の重大性を図るキーになっているぐらいです。

そこで、今回は情報流出は防げないのか?また自分でできる対策も考えてみました。

情報流出自体は防げないと考えておこう!

情報流出自体は、例えば会員データベースのような物を保管しているサーバーがクラッキングされてデータを盗まれたというような、情報技術に関する漏洩があります。

一方で、元社員が会社を辞めるときに印刷された名簿を持ち出したという、アナログな方法での流出もあります。その全てを防止するのは極めて困難だと思います。

積極的に情報を盗みに来るというのは、ウイルスやマルウエア、フィッシングサイトなどを使って、カードの持ち主が入力する情報を盗む手口です。

近頃はフィッシングサイトは本物そっくりの偽サイトを準備して、被害者をそこに誘導しID・パスワード・クレジットカード情報などを入力させて盗む手口です。

自分でできる事は、低レベルな手口に引っかからないよう注意しておくだけでも良いと思います。これだけでもかなり効果がありますよ。

フィッシング詐欺の手口は意外に原始的な物が多い!

一例を挙げると、2019年のゴールデンウィーク明けにばらまかれていたフィッシングメールですが「ゆうしょ認証アプリ」による本人認証サービス開始」という表題の物がありました。

メールの中にはリンクも貼られていて一目で怪しい事がわかるURLですが、不慣れな人だと気付かないでクリックしてしまうかもしれません。

ここで肝心なのはメールに書かれているリンクは絶対にクリックしないという事です。

またフィッシングメールは変な日本語の事も多いので、注意してみると分かる事が多いです。自分で注意できることはキチンと対策して、情報漏洩しないようにを気をつけましょう。

正規サイトが準備している対策は積極的に利用する!

主にクレジットカード会社や銀行関係、大手通販会社などはフィッシングやマルウェア・ウイルスに対する対策を講じています。

ソフトウエアキーボードの活用

ログインの歳にIDやパスワードを入力するために、どのキーが押されたのかを記録して盗み出すウイルス・マルウエアがあります。

これを防ぐために、企業のサイトにはソフトウェアキーボードという物が準備されている事もあります。

これだと、そのマルウェアなどが役に立たないので防犯になります。

Phish Wallなどの活用

JCBや一部の銀行などは、Phish Wall(フィッシュウォール)と言うとソフトウエアを導入しています。

これは会員側は無料で利用できるソフトで、インストールしておくと、正しいサイトにアクセスした場合にポップアップしてしらせてくれる物です。

導入してない企業も少なくありませんが、自分の取引のあるところから勧められたらインストールすると良いと思います。

本人認証サービスに登録する

クレジットカードの5大国際ブランドには、本人認証サービス(3Dセキュア)という物が準備されています。

これに登録しておくと、万が一カード情報を盗まれてもある程度は不正利用を防止できます。

盗まれたカード情報を使って、通販サイトで商品を詐取しようとした場合には本人認証サービスを登録した加盟店ではカードが使えません。

是非登録しておくようにしましょう。

ブラウザ機能も進化している

サイトだけではなく、ブラウザにも防犯機能が備わっています。

URLが”https://”で始まっていると暗号化通信に対応しているので、通信傍受による情報漏洩が防げます。

同様に、アドレス場に鍵マークがついている場合は、暗号化通信に使われる証明書が正しいことを示しています。

でも最近ではフィッシングサイトもこれを利用していますから、判断基準としてはお勧めしません。

一方で、詐欺サイトだという連絡がユーザーから届くと、通信を遮断してくれる機能が備わっているブラウザもあります。

ですから常にブラウザは最新のものに更新しておくことも、防犯対策になるということを覚えておきましょう。

フィッシングサイトに騙されてしまったらカードを止める!

万が一、フィッシングサイトに引っかかってしまい、カード番号や暗証番号などを入れてしまった場合、それに気づいた段階ですぐにカード会社の紛失盗難窓口に連絡してください。

原則としてさかのぼって60日以内の不正利用は保証の対象になります。

騙されたら、すぐにクレジットカード会社に電話するというのを徹底しましょう。

まとめ

様々なルートでの情報流出や漏洩はありますが、個人レベルで注意しておくのはフィッシングが筆頭です。

昔とは異なり、カードの利用明細にもカード番号が全桁表示されることもなくなりました。

角会社もそうした個人情報の流出について対策をしているということでしょう。

クレジットカード会社が流出させたものは、個人ではどうすることもできませんから、自分でできる範囲で注意をするのが大事ですね。

そして被害に遭ったらすぐに連絡すること!さらにクレジットカードの明細にはきちんと目を通すことです。

クレジットカードの記事はこちらもどうぞ↓

クレジットカードが使えない?利用できなくなる理由と対処法は?

クレジットカードを変更する時に注意することは?

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。