Apple Payの最新ガイドと仕組みやメリットをおさらいしましょう!

iPhoneやApplewatchで利用出来る「Apple Pay」

iPhoneを用いた電子マネーやクレジットカードの決済サービスが日本で導入されてから3年以上過ぎました。

Apple Payは徐々に進化を告げましたが、今現在でどのようなサービスが利用できるのか?

そして利用上注意すべき点はどこにあるのかを改めておさらいしていきましょう!

Apple PayでiPhoneが財布代わりになる!

Apple Payは、iPhoneに搭載されている、電子マネーやクレジットカードなどの決済サービスです。

JR東日本の交通系電子マネーカード「Suica」やクレジットカードなどをApple Payに登録する事で、カードを持ち歩かなくてもiPhone一つで決済できるようになります。

たとえば、SuicaをApple Payに登録しておけば、iPhoneがSuicaの代わりとなり、iPhoneをかざすことで駅の改札口を通過出来ます。

もちろん、定期券を搭載したSuicaも使えます。

また、お店で定員にクレジットカードを渡さなくても、カードリーターにiPhoneかざせば支払いが済みます。

iPhoneが財布の様な役割を果たし、使うたびに財布からカードを取り出す手間が省けるとともに、カードを落とす心配もなくなりますよね。

Apple PayでのSuicaの登録は簡単!

Suicaに関しては、すでにカードを持っている人であれば、iPhone標準搭載の「WALLET」アプリを使い、対応するiPhoneやApplewatchにかざうことですぐに読み込み、登録できます。

Suicaを持っていない場合でも、JR東日本が提供するSuicaアプリをダウンロードすれば、WEBでSuicaを発行してすぐにApple Payに登録できます。

オートチャージ対応のクレジットカードはビューカードのみ!

Suicaを登録した後は、カードタイプのSuicaと同じように、iPhoneまたはApplewatchをリーダーに直接かざすだけで、Suica決済ができます。

Suicaの残高が少なくなれば、Apple PayやSuicaアプリに登録してあるクレジットカードを使い、チャージできます。

ただし、残高不足時に自動入金出来るオートチャージ機能を使うには、JR東日本グループのクレジットカードである「ビューカード」をSuicaアプリに登録する必要はありますね。

注意したいのは、2020年4月時点では、Apple Payに登録できる交通系電子マネーカードはSuicaだけと言うことです。

関東の私鉄で提供される「PASMO」やJR西日本の「ICOCA」などは登録できません。

JR東日本エリア二済んでいる人であっても、私鉄のみを利用して通勤していれば、定期券は持ち歩かなければいけないんですよね。

また、androidスマートフォンなどの「おサイフケータイ」で使える「楽天Edy」「WAON」「nanaco」と言った電子マネーも使えないってことですね。

今後も対応は難しいのかなって思います。

Apple Payに登録できるクレジットカードは豊富ですが、注意も必要!

Apple Payに登録できるクレジットカードは非常に多いです。

三井住友カードやアメリカンエクスプレス、クレディセゾンなど主要なクレジットカード会社はもちろん、地方銀行の発行するカードも登録できるようになっています。

アップルがネット上で対応カードをリストにしているので、気になる人はチェックしてみるとイイですよ。

「QUICPay(iD)支払いで」と伝えてクレジットカードを決済する事!

クレジットカードは、後払い方式の電子マネー決済基盤である「QUICPay」と「iD」のいずれかを用いて決済する仕組みになっています。

Suica同様に「WALLET」アプリを使ってカードに登録。

登録した後は、店頭で「WALLET」アプリを起動し、支払いしたいカードを選んだ後「QUICPay(iD)支払いで」と店員に伝えましょう。

face IDで認証するだけで決済できるネットサービスも増えている

Apple Pay対応のネットサービスも少しずつ増えていて、ネット上での決済もApple Payで簡単にできるようになってきています。

買物の時の支払い手段としてApple Payを選択した後、Face IDで認証するだけで、カード番号を入力することなく決済できるのはとても便利です。

対応サービスには「Appleストア」「じゃらん」「Yahooショッピング」「ユニクロ」「出前館」などがあります。

国際ブランド「VISA」は店頭での決済のみ対応

気をつけなければいけない注意点もあります。

国際ブランドが「VISA」となっているクレジットカードは、Apple Payに登録できてコンビニエンスストアなどでも問題無く支払えますが、Apple Payを使ったSuicaへのチャージなど、ネットサービスでの決済はできません。

VISAのクレジットカードでSuicaにチャージする場合は、Suicaアプリにクレジットカードを登録する必要があります。

Apple Payでは「iD」「QUICPay」は指定できない!

iDとQUICPayのうちどちらの基盤を使うかは、登録するクレジットカードによって決まります。

コンビニなどで使うカードリーダーの多くは、iD、QUICPayのいずれにも対応し、大抵の場合は不都合がありません。

しかし一部では片方しか使えない店舗もあるのは事実です。

そのために登録するときはiDとQUICPayが使える2枚のカードは入れておいた方が良いですね。

使いたいカードがiDかQUICPayかは「WALLET」アプリで確認できますよ。

まとめ

Apple Payの主なメリットとデメリットはまとめるとこんな感じです。

メリット

  • Suicaを登録すればiPhoneひとつで電車移動できる
  • クレジットカードを登録すれば手元にカードがなくてもiPhoneで買い物代金を決済できる
  • カード類を持ち歩かなくて済み、紛失のリスクが減る
  • Apple Pay対応のネットサービスならカード番号を入力しなくても決済できる

デメリット

  • 電子系交通マネーはSuicaのみしか使えない、WAON、nanacoなども使えない
  • 国際ブランドが「VISA」のクレジットカードはネット決済できない

Apple Payはカードの登録や手続きにかかる手間が少なく、一度登録すればiPhoneやApplewatchだけで手軽に決済が出来るので、使ってみると非常に便利なサービスだと実感できます。

一度もやったことはないという人はとても勿体ないです。

是非対応機種を持っている人は利用をお勧めします。

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