クレジットカードを利用するメリットは、多額の現金を持ち歩く必要がなく、欲しいと思ったときに商品を購入できることですよね。
しかし、50代の人が、老後に向けた暮らしを考えた時、クレジットカードの支出を減らしたいがどうしたらわからないと言った人が多いようです。
そこで今回は50代からのクレジットカードや借金との付き合い方について考えてみましょう。
クレジットカードのメリットとデメリットは?
オンラインショッピング、スマホ代、スーパーマーケットでの支払い、賃貸住宅の家賃の支払いなど様々な場所でクレジットカードを利用できます。
クレジットカードを利用すれば商品やサービスの代金をその場で支払う必要が無く、後払いにすることができるので、使っている人は多いでしょう。
ただし、デメリットとしてはカードによっては年会費がかかる、カード払いにすると毎日に終始の把握がしづらくなるといったこともあります。
毎日の暮らしのクレジットカード利用額はいくら?
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、50代の単身世帯と二人以上世帯と比べた場合、5万円を超えるクレジットカード払いをする割合は、二人以上の世帯が上回っています。
一方5万円以下の日常的な支払いのカード払いは、単身世帯の方が多くなっています。
このこtからも、クレジットカーの利用は毎日の暮らしに欠かせない決済手段となっていることがわかります。
50代・60代の借金の目的・理由はなんでしょうか?
クレジットカード以外にも借入方法がありますが、50代・60代はどんな目的や理由があって借金をするのかについて調査の結果があります。
50代・60代の借金の目的・理由
借金の目的・理由 | 単身赴任 | 二人以上世帯 | ||
50代 | 60代 | 50代 | 60代 | |
医療費や災害復旧資金 | 5.3% | 11.6% | 2.9% | 3.6% |
子供の教育・結婚資金 | 0 | 2.9% | 24.1% | 8% |
住宅の取得または増改築の資金 | 21.1% | 15.9% | 64.9% | 55.8% |
日常の生活資金 | 36.8% | 20.3% | 11% | 12.4% |
耐久消費財の購入資金 | 18.4% | 15.9% | 28.3% | 27.1% |
旅行・レジャーの資金 | 6.6% | 7.2% | 1% | 1.6% |
金融資金への投資 | 3.9% | 2.9% | 0.3% | 0% |
土地建物の実物資産への投資 | 3.9% | 4.3% | 3.7% | 6% |
相続税対策の資金 | 0% | 0% | 0.9% | 1.2% |
その他 | 26.3% | 40.6% | 9.2% | 13.9% |
単身世帯の場合、日常の生活資金での借入が最も多く、次にその他、住宅取得または増改築の資金となっています。
二人以上世帯の場合は、住宅取得または増改築などの資金が元も多く、次に耐久消費財の購入資金となっていますね。
クレジットカードにはショッピングの他に、キャッシングサービスやローンサービスが付いたカードもあり、一定額の融資が受けられます。
しかし、借入や高金利がかかる可能性があります。
クレジットカードからの借入には充分注意したい物です。
50代移行に必要なクレジットカードは2枚以内!
クレジットカードは年会費がかかる場合もあり、また紛失のリスクなども考えると2枚程度に厳選して使用することをオススメします。
現在、複数のクレジットカードを利用している50代の方は、老後も今まで使ってきたクレジットカードを本当に使い続けるのかについて、じっくりと考えてみましょう。
自分が契約したカードを忘れている人も多いでしょうから。まず、手持ちのカードを財布から全てだし、どんなカードを何枚持っているかを把握するところから始めましょうね。
そして…
- 定年後も使うクレジットカード
- 処分するクレジットカード
この二つに仕分けをしましょう。
次に、今後も使い続けたいクレジットカードを2枚選びます。
選び方のポイントは・・・
- 現在の生活スタイルから老後の生活スタイルを予想する
- カードの年会費が高すぎない
- 付帯サービスなども、自分にとって必要なものがついているかどうか
といった基準で今後も使い続けたいクレジットカード2枚を見極めましょう。
もし、老後の生活スタイルに合ったクレジットカードが手持ちのクレジットカード以外にあれば、新たに作っても良いでしょう。
ただし、過去に滞納の経歴がある方や、収入や年齢によって新規につくれない場合もあるので注意が必要です。
まとめ
老後は、ほぼ一定の収入での暮らしになります。
そのため、高額商品などを購入する際は分割払いなどを利用すると月々の支払いの少額化になり、支払いの計画がしやすいといったメリットがあります。
しかし、クレジットカードでの買物は毎日の現金の動きが見えにくくなりがちなので、計画てきん意利用するべきです。
今後ますます電子マネーの活用など、キャシュレス化が進んでくることも予想されますし、必要に応じて使い、老後の生活を便利に楽しく暮らしていきましょう。
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