JCBプラチナカードは入会もOK!その魅力と審査条件は?

JCBプラチナカードは、2017年10月にリリースされたJCB ORIGINAL SERIESの1つで、JCBゴールドとJCB ザ・クラスの間に位置するカードです。

このカードがリリースされたことで、JCBのブラックカードにあたるJCBザ・クラスへの道のりが近くなったと、一気に注目が集まるようになりました。

また、JCBプラチナカードは入会が可能で、しかもその特典には大きな魅力があるとして、より多くの人達から注目されています。

そこで今回は、JCBプラチナカードの特徴や特典などをご紹介するとともに、審査条件などについても検証してみたいと思います。

【JCBプラチナカードの基本情報】

はじめに、JCBプラチナカードの基本情報をご紹介します。

  • ◆カードフェイス:ブラックベースでJCBロゴやカード番号、会員名など全てがプラチナ仕様
  • ◆年会費
  • 本会員:25,000円+税
  • 家族会員:1名無料、2人目以降は1名につき3,000円+税
  • ◆申込対象
  • 本会員:25歳以上で、本人に安定した収入が継続的にあること(ただし、学生は入会不可)
  • 家族会員:生計を共にする配偶者、親、子供(高校生を除く18歳以上)
  • ◆海外旅行傷害保険(補償対象となる旅行期間⇒日本出国日から3か月)

 

1.死亡/後遺障害補償

・基本/家族会員:最高1億円
・家族特約:最高1,000万円

2.傷害治療費用補償

・基本/家族会員:1回の事故につき最高1,000万円
・家族特約:1回の事故につき200万円

3.疾病治療費用補償

・基本/家族会員:1回の病気につき最高1,000万円
・家族特約:1回の病気につき最高200万円

4.賠償責任補償

・基本/家族会員:1回の事故につき最高1億円
・家族特約:1回の事故につき最高2,000万円

5.携行品損害補償

・基本/家族会員:1旅行中100万円限度/保険期間中100万円限度
・家族特約:1旅行中50万円限度/保険期間中100万円限度
※自己負担金:1回の事故につき3,000円
※携行品1つあたりの限度額:10万円程度

6.救援者費用等補償

・基本/家族会員:1回の事故につき最高1,000万円
・家族特約:1回の事故につき最高200万円
〈海外航空機遅延保険〉

1.乗継遅延費用保険金(客室料・食事代):2万円限度
2.出航遅延費用等保険金(食事代):2万円限度
3.寄託手荷物遅延費用保険金(衣服購入費等):2万円限度
4.寄託手荷物紛失費用保険金(衣服購入費等):4万円限度

◆国内旅行傷害保険(カード使用者)

〈国内航空機遅延保険〉

1.乗継遅延費用保険金(客室料・食事代):2万円限度
2.出航遅延費用等保険金(食事代):2万円限度
3.寄託手荷物遅延費用保険金(衣服購入費等):2万円限度
4.寄託手荷物紛失費用保険金(衣服購入費等):2万円限度

◆ショッピングガード保険

・海外:500万円限度
・国内:500万円限度
※自己負担金:1事故につき3,000円

◆ポイント:OkiDokiポイント(税込1,000円につき1ポイント)

◆追加可能カード

・ETCカード(ETCスルーカード):カード1枚につき、ETCカード1枚発行
※JCBプラチナカードとは別に発行するカードで、ETCカード利用分はJCBプラチナカードに一括精算
・QUICPAY:提携店舗に設置された専用端末に、カードまたはスマートフォンをかざして決済する支払いサービス。

コンビニ、ファミリーレストランなどに設置されており利用できるほか、JCBと提携している東京ディズニーリゾートでも利用可能です。

※申込みは、Apple Pay・Google Pay・おサイフケータイなどできるほか、nanacoカードユーザーなら、手続きだけでnanacoカードでもQUICPayが利用できます。

・家族カード:1名は年会費無料、本会員の特典・サービスが同等に附帯

※カード利用分は本会員カードに一括精算され、貯めたポイントも本会員カードと合算できます。

◆WEBサービス:MyJCB(オンライン入会で自動登録)

JCB会員専用WEBページで、ここからJCBプラチナカードの利用情報やポイント残高などがチェックできます。他にも、ポイント交換、キャンペーンの申込みなどもできます。

◆Apple Pay:認定OK
◆Google Pay:認定OK

【JCBプラチナカードの付帯特典】

JCBプラチナカードの年会費は25,000円ですが、「付帯する特典は豪華で、年会費以上のお得感を得られる」と、一部で評判にもなっています。そこで、ここからはJCBプラチナカードの特典についてご紹介していきたいと思います。

(1)プラチナ・コンシェルジュデスク

国内・海外のホテルから航空券・列車・レンタカーなどの手配や、旅行関連の様々なサポートをするとともに、レストラン・ゴルフ場・チケットなどあらゆるエンターテインメントに関する相談に対応してくれるサービスです。

24時間・365日対応OKなので、いつでも利用できて便利です。

(2)グルメ・ベネフィット

厳選された国内レストランの所定コースメニューを2名以上で予約すると、そのうち1名のコース料金が無料になります。

この優待サービスは期間限定となっています。

(3)プライオリティ・パス

世界約130の国や地域、約500の都市にある約1,200カ所の空港ラウンジを、無料で利用できるサービスです。フライトまでの時間を、落ち着いたラウンジで過ごすことでき、快適な旅が行えます。

※本会員のみ事前申込みで受けられるサービスですが、同伴者はどの空港ラウンジも税込2,000円で利用可能です。

(4)JCBプレミアムステイプラン

全国で人気の高い上質ホテル・旅館をJCBが厳選し、優待料金で宿泊できる特別プランです。中には、会員限定の特典が付いているところもあり、快適な時間を過ごせます。

(5)JCB Lounge 京都

京都駅ビル内には「JCB Lounge 京都」という施設があり、同伴者の方と一緒に利用することができます。

例えば、新幹線の出発時間まで待合室代わりに利用したり、ロッカー代わりとして手荷物を預けることが可能です。

https://twitter.com/Pony86717550/status/1162256049715343362

プラチナ会員1名につき、同伴者1名まで利用可能です。

※営業時間10:00~18:00、年中無休

(6)オンライン入会限定特典「最大13,000円分プレゼント」

JCBプラチナカードは、オンラインからの入会が可能です。オンライン入会をすると、以下の内容で最大13,000円分がプレゼントされます。

①オンライン新規入会

もれなく5,000円分のJCBギフトカードプレゼント

②家族カードに入会&キャンペーン参加登録

⇒最大2,000円分キャッシュバック(家族会員1名につき1,000円のキャッシュバックで、最大2名まで)
※さらに、対象期間中(2019年4月16日~2019年10月15日まで)に税込10万円以上のカード利用があると、抽選で1,000名に3,000円キャッシュバック

③JCBプラチナカード入会後に友達紹介

⇒最大6,000円分のJCBギフトカードプレゼント(紹介した友人1名入会につき、1,000円分のJCBギフトカードがプレゼント。最大6名入会分まで)

④公共料金や携帯電話料金をJCBプラチナカードで支払い

⇒抽選で2人に1人の割合で、1,000円分キャッシュバック

※さらに、ダブルチャンスとして、利用期間中(2019年3月16日~2019年11月15日まで)にJCBプラチナカードで対象利用料金(電気・ガス・水道・携帯電話・固定電話・新聞・放送・プロバイダ・国民年金保険)を、合計1,000円(税込)以上支払うと、抽選で300名に1万円キャッシュバックが当たります。

(7)GOLD Basic Service

「GOLD Basic Service」はJCBプレミアムカード会員だけに用意された特別なサービスで、もちろんJCBプラチナカード会員も含まれています。

GOLD Basic Serviceには、最高1億円の旅行傷害保険・空港ラウンジ無料サービス・ゴールド会員専用デスクなどのほか、ゴルフ優待特典・グルメ優待サービス・JCB GOLD Service club Off(全国7000カ所以上の施設を優待料金で利用できるサービス)などが付帯しており、JCBプラチナカード会員は、カード付帯の特典に加え、このプレミアムサービスも利用できるわけです。

(8)JCB THE PUREMIUM

JCBプレミアムカード会員のみに毎月届けられる会員情報誌で、旅・食・趣味・地域情報、またJCBの特別キャンペーンのお知らせやチケット情報など、盛りだくさんの内容で届けられます。

(9)OkiDokiポイント5年有効

一般会員のポイント有効期限は2年間となっていますが、JCBプラチナカード会員ならば有効期限が5年間と、2倍以上も長いです。5年間の有効期限があれば、より多くのポイントを貯めることができますね。

(10)ポイント優待店でボーナスポイント

OkiDokiポイントは、通常1,000円(税込)につき1ポイントとなっていますが、ポイント優待店(ORIGINAL SERIESパートナー)を利用すると、通常ポイントに加えボーナスポイントがもらえます。

例えば、セブンイレブン利用でポイント3倍、Amazon利用でポイント3倍~、スターバックスなら、スターバックスカードへオンライン入金でポイント10倍にアップします。他にも、様々な店舗があるのでチェックしてみてくださいね。

(11)海外利用でOkiDokiポイント2倍

プラチナカード会員になると、海外へ行くことも多いでしょう。海外のJCB加盟店でJCBプラチナカードを利用すると、いつでもポイントが2倍で付与されます。JCB加盟店は国内外合わせて約3,000万店あるので、利用しやすいですよ。

(12)JCB STAR MEMBERSでポイントアップ

JCB STAR MEMBERSとは、JCBカードを年間で一定額以上利用した場合に、ポイントアップが受けられるサービスです。参加に特別な手続きは必要なく、条件をクリアすれば誰でも特典を受けられます。

利用条件は、1集計期間(2018年12月16日~2019年12月15日の一年間)中に、一定金額を超えるカード利用をすることです。利用金額によってメンバーのランク分けがされ、それに応じてポイントアップ率も変化する仕組みです。

JCBプラチナカードは以下のようにポイントアップ率が変わります。

★カード利用額30万円以上50万円未満
・メンバーランク:スター e PLUS
・ポイントアップ率:20%UP
★カード利用額50万円以上100万円未満
・メンバーランク:スター β PLUS
・ポイントアップ率:30%UP
★カード利用額300万円以上
・メンバーランク:ロイヤル α PLUS
・ポイントアップ率:70%UP

家族カードでもポイントを貯めることができ、貯めたポイントは本会員カードへ合算できます。

また、JCBが運営するポイントアップサイト「OkiDokiランド」を経由してカード利用すれば、2倍~最大20倍でポイントが貯まっていきます。

家族で積極的にJCBプラチナカードを利用すれば、ポイントアップも夢ではありませんよ。

【JCBプラチナカードの審査条件を検証】

JCBプラチナカードには、他のJCB ORIGINAL SERIES独自の審査基準が存在しており、その基準は当然公表されていません。

確実な審査条件を把握することは難しいですが、申込み基準などから検証してみたいと思います。

(1)入会時の審査条件

JCBプラチナカードの申込対象は、「25歳以上の安定した継続収入がある本人」で、「学生以外」となっています。まずは、この条件をクリアする必要があります。

年収においては、大手転職サイトdoda(デューダ)の調査データを参考にすると、20代全体の年収は平均346万円、30代は平均452万円、40代は平均528万円、50代以上は平均645万円で、JCBプラチナカードに入会できる25歳は平均344万円となっています。

JCBプラチナカードは、入会できるJCBカードの中で最もランクが高いカードですから、それを踏まえると「年収は400万円以上あること」が審査条件の1つになると考えられます。

他社のプラチナカードでは、年収500万円以上がボーダーラインとされているものもあるので、JCBプラチナカードは若い世代でも手が届きやすいと言えます。

もちろん、安定した収入があっても、クレジットカードの多重申込みなどがあると印象はよくありません。

また、過去にJCBの他カードに申し込んで審査落ちを経験していることもマイナスイメージにつながります。

そのため、このような経験がある場合には、今すぐにJCBプラチナカードへ申し込みをするのではなく、一定期間を空けてから申し込みをしましょう。半年以上は期間を空けるのがおすすめです。

(2)JCBゴールドユーザーは積極的にカード利用を

JCBゴールドカードユーザーならば、希望に応じてJCBプラチナカードへのアップグレードが可能です。

これまでにJCBプラチナカードへアップグレードしたゴールドカードユーザーの実例を見ると、ある共通点が見受けられました。

それは、どの人も年間120万円以上のカード利用額があることです。

多い人だと年間500万円以上の利用額がありました。

年間利用額が120万程度の方でも、9か月で120万円以上に到達させていたので、積極的にカード利用していたと判断されたと推測できます。

このような実例からも、JCBプラチナカードへのアップグレードを望むゴールドカードユーザーは、JCBでのクレヒス(クレジットヒストリー=クレジットカードの利用履歴などをまとめた信用情報)を充実させることが重要です。

◆JCBプラチナカードのまとめ

JCBプラチナカードは、申し込みができるJCB ORIGINAL SERIESの中でトップランクのカードであり、25,000円+税の年会費がかかります。

また、他のJCB ORIGINAL SERIESとは異なり独自の審査基準があるなど、手にできるユーザーも限られています。

しかし、その付帯特典はとても豪華で、積極的に利用していけば年会費以上の特典・サービスを受けることが可能です。

例えば、プラチナ・コンシェルジュデスクが利用できると、急に宿泊施設を探さなければならなくなっても、コンシェルジュが探してくれるのでその時間を自分のために使うことができます。

直前の予約となれば満室の可能性も高く、予約のために何件も電話をかける羽目になってしまいます。

コンシェルジュに条件を伝えておけば、それに見合った宿泊施設を探してくれるので、きっと満足できます。

他にも、グルメ・ベネフィットを利用してレストランで食事をすれば、1名分のコース料金が無料となり、うまく利用すれば年間10万円以上もお得になります。

本会員・家族会員ともに1億円の旅行傷害保険も付いているほか、空港ラウンジも無料で利用できるので、安心して旅行を楽しむことができます。

プラチナカード入会を希望している方、JCBゴールドを保有している方はJCBプラチナカードへの入会・グレードアップも検討してみてはいかがでしょうか?

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