クレカ決済はどのくらい増えた？食べログでのクレジットカード決済導入率を調査！

クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済の普及を目的とした政策が2019年10月1日から開始されています。

この記事を書いているのが2020年2月ですが、それから約4ヶ月経っていますが、普及しているでしょうか？

若者達は使っているイメージもありますが、高齢者がキャッシュレス決済をしているのかも興味がありますよね。

そして店舗側の方の状況も気になりますので、まとめてみていきましょう。

キャッシュレス・消費者還元事業とは？

2019年10月1日から施行される消費税引き上げのあとに、期間限定で中小・小規模事業者におけるキャッシュレス決済に関して、決済端末導入費や決済手数料の一部及び、消費者への還元分を国が補助し、キャッシュレスの推進を支援する事業です。

ということで、国を挙げての取り組みというのがわかりますよね。

飲食店へのクレジットカード決済導入が促進される形となりましたが、実際にはどうなんでしょうか？

食べログを利用してクレジットカード決済の導入率を調べてみました。

2020年の飲食店クレジットカード決済事情！

2020年の飲食店でのクレジットカード決済事情はどうなっているでしょうか？

調べてみましょう。

飲食店全体のクレカ決済導入率を調査

日本国内の飲食店数とクレジットカード決済の導入数を調査したところ、このような結果になりました。

比率にすると24.1％の飲食店がカード決済を導入していると言うことですね

これはかなり少ない数字と言えると思いますが・・・

ちなみに同じ調査を2017年にもしています。

2017年の調査結果はこちら！

カード決済導入率は21.2％ということで、やや現在は改善している感じです。

それにしても現在24.1％ですから少ないと言わざるを得ませんね。

レストランジャンルでの導入率は？

ジャンルを絞ってクレジットカード決済導入率を調査していきましょう。

まずは食べログの「レストラン」というジャンルに絞った導入率です。

※カード払い可能は29.5％と言う結果

それでも3割りしか導入していないと言うことですよね。

フレンチレストランでの導入率は？

更にジャンルを絞ってフレンチレストランでのクレジットカード決済導入率を調査してみましょう。

※約65％でクレジットカードが利用できると言う結果です。

やはり客単価が高い&富裕層が利用するということで、クレジットカード決済の利用も多いのだと思います。

食べログで調査しましたが、実際の所はもっと多いとも考えられます。

本当はクレジットカード決済利用可能なのに、食べログ上にそれが反映されてというケースも考えられそうです。

そう考えると全体で約30％ぐらいは導入していると言えますかね？

それにしても本当の意味ではキャッシュレス社会はまだまだ遠いなと感じます。

都道府県別のクレジットカード決済普及率は？

続いて、飲食店全体のクレジットカード決済導入率ではなく、都道府県ごとの導入率についても調査してみました。

地域によってキャッシュレス社会化がどれくらい進んでいるのか気になりますよね？

やはり都道府県によって差はあるのがわかりますよね。都市部であればあるほど、クレジットカード決済の導入率が高く、地方に行けば行くほど、低くなるという傾向です。

また、京都、沖縄、北海道などの比率が高いですが、こちらはやはり観光に来訪する外国人観光客が多いので普及が進んでいると言うことでしょう。

PayPayを含めるとキャッシュレスは前進？

さて、ここまで調べてきましたが、クレジットカード決済を導入しているかどうかだけでキャッシュレス決済を語るわけにはいかないのがわかりますかね？

現在はクレカ利用よりもスマホ決済や電子マネーを含めた決済が多い気がします。

こちらの結果がまだ出ていませんが、40％ぐらいは行ってるのではないかと思います。

今後の日本の為にもキャッシュレス決済を普及させて欲しいですけどね。

しかし、2020年6月にはポイント還元なども終わりますし、その後がどうなるのかが気がかりです。

見守っていきましょう。

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