2019年10月の消費税増税を機に、「キャッシュレス・消費者還元事業」が開始され、それもまもなく6月末で終わろうとしています。
この後はどうするんだろうと思っていましたが、実は2019年9月からキャッシュレス決済を対象にした新たな施策「マイナポイント事業」が開始されます。
マイナポイントって何?って思う人も多いのではないでしょうか?
そこで、マイナポイントについてのご紹介と、登録方法や使い方などを詳しく説明していきます。
マイナポイントとは?
マイナポイントとは、国が実施する消費活性化策の一つで、マイナナバーカードの普及促進と、ここ数年で盛り上がりを見せているキャッシュレス決済を普及することを目的としています。
マイナポイントは、キャッシュレス決済を通じて獲得できるポイントで、国から消費者に対して直接付与されるのではなく、PayPayなどのキャッシュレス決済事業社から消費者に付与されます。
2020年2月19日時点でマイナポイントの還元対象となる決済サービスが総務省より発表されています。
現時点では「PayPay」「Suica」「楽天Pay」など21種類の決済サービスが対象となっていて、3月末で打ち切られていますね。
ポイントの獲得にはマイナンバーカードを取得したうえで「マイキーID」を設定する必要があります。
マイナポイント申し込みページで利用したいキャッシュレス決済サービスを選択したあと、選択したキャッシュレス決裁でチャージをしたり買物をした際にマイナポイントが付与される仕組みです。
マイナポイントが付与されるタイミングや利用方法は、決済時業者が決済サービス毎に定めることになっているようです。
マイナポイントの登録方法は?
大前提として、マイナポイントの還元を受けられるのはマイナンバカードを保有している人のみです。
マイナンバー通知カードしか持っていない人は対象外となりますので、試作開始となる2020年9月迄にマイナンバーカードの申請。交付を済ませておきましょう。
それでは登録方法をご案内します。
マイナポイントの登録方法
マイナポイントは2020年9月から制度開始になりますが、事前に「予約登録」をする事が出来ます。
パソコンやスマホなど自分が保有する端末から予約をするか、全国に設置してある「支援端末」で登録が可能です。
自身の端末で予約するために必要なものはこちらです。
- マイナンバーカード
- パソコン・スマホなどインターネットに接続できる端末
- iPhoneの場合:「マイナポイント」アプリ
- androidの場合:「マイポイント」+「JPK利用者ソフト
- パソコンの場合「マイキーID作成 登録準備ソフト」+ICカードリードライター
マイナンバーカードを手元に用意できたら、デバイス毎に必要なアプリ、ソフトをダウンロードしましょう。
カードの読み取りが必要になるため、スマホの場合は読取り対応機種か「マイナンバーカードでマイナポイントサイト内の対応機種を確認」から確認しておきましょうね。
パソコンから手続きする場合は、カードを読み取るための「ICカードリードライター」が必要なので注意。
アプリ起動後、マイナンバーカードの読み取りが完了したら、4桁の暗証番号を入力。
カードの読み取り、暗証番号の入力が正しくされたら、マイナポイントの予約は完了です。
「マイキーID」が自動で設定され、マイナポイントの付与を希望する決裁サービスが選択出来るようになります。
マイキーIDと紐付けられるのは1つの決済サービスだけ!
これは結構重要な話です。
マイキーIDと紐付けられる決済サービスは1つに制限されています。
そのため紐付けされていないキャッシュレス決裁サービスを利用しても、ポイントは還元されません。
たとえば、SuicaをマイキーIDと紐付けた場合、チャージに対してポイントが還元されますが、楽天カードで買物をしても楽天ポイントは還元されません。
マイナポイント使用方法は?
マイナポイントの使用方法ですが、マイナポイントの申し込み完了後、キャッシュレス決裁サービスで2万円のチャージ、もしくはお買い物をすると、選択したキャッシュレス決裁として上限5000円分のマイナポイントが付与されます。
マイナポイントは各キャッシュレス事業社のポイントで還元されますので、付与されるタイミングも事業社ごとに異なります。
それでも登録事業社の条件に「少なくとも3ヶ月」とあることから、3ヶ月未満でポイントが失効してしまうことは無さそうです。
マイナポイントが付与された後は、通常のショッピングの決済に利用する事ができます。
最後に注意すべきなのが、予算上限に達してしまうケース。
いくら準備版全でも、国の予算に達した時点で締め切りとなる可能性もある。
国はポイント還元の原資として2000億円を用意しているという事。
つまりこの2000億円に達してしまえば早く終了してしまう可能性もあるんでしょう。
まだマイナンバーカードがない人はすぐに申請を行い、早めに上限の5000円分をゲットしておきましょう!
コメントを残す