クレジットカードでネットショッピングする時に、必ず入力する物に「有効期限」があります。
有効期限があるのは知っているでしょうが、何のために設定されているのか、何年単位なのか?更新の手続きは必要なのかなど、知らない事が多いのでは内でしょうか?
今回はクレジットカードの有効期限と更新手続き、更新後の注意店についてご紹介していきます。
クレジットカードの有効期限とは?
クレジットカードの有効期限とは、勿論そのクレジットカードが利用できる期限の事になります。
期限が過ぎたクレジットカードは当然利用する事が出来ません。
また長さはクレジットカード会社や利用者によって違います。
有効期限が到達すると、カード会社から新しいクレジットカードが郵送されてきます。
もちろん、会員番号や暗証番号などは変わっていないので、新しいカードもスムーズに使えることでしょう。
有効期限は「月/年」の順に記載されています。
仮に「09/21」となっていれば2021年9月末まで利用できるという意味です。
この記載方法は国際規格になっていて、世界中のどこの国で作られたカードでも同じ順番になっていますよ。
何故有効期限があるの?
何故クレジットカードには有効期限があるのでしょうか?
別に無くても生涯使えて良さそうな物ですよね・・・
しかし大きく分けて有効期限がある理由は3つあるということで、詳しくご案内しましょう。
1.老朽化によるトラブルを未然に防ぐ
クレジットカードはほとんどプラスチックで作られています。
財布からの出し入れ、端末での読取りなどを何年も繰り返すと、データを読み取る磁気ストライプがこすれて薄くなったり、チップが割れたりする可能性もあるんですね。
そうすると肝心な時に使えないと言うリスクになりますので、常に新しいカードを使って貰うことでこうした事態にならないように有効期限があるという事です。
不正利用をストップ!
ネットショッピングではカード会員番号と有効期限の入力が必要ですが、カード会員番号と有効期限はセットで管理されているため、両方を正しく入力しないことには利用できません。
有効期限があることにより、カード会員番号だけを盗まれてしまった場合の不正利用防止にも役立っていると言うことです。
また、ICチップの導入など、定期的な更新で常に最新技術をカードに搭載できるようにすることも、有効期限のある理由の一つと言えますね。
再審査で信用力をチェック!
クレジットカードは概ね5年ごとに有効期限が設定され、その都度新しいカードに更新されます。
有効期限が近づくとカード会社は改正割賦販売法に基づき、カード更新審査を行います。
その過程で過去の利用額や返済履歴をチェックし、新たな利用限度額を設定しています。
ということで、有効期限のある理由というのはカード利用者の利便性の維持とカード利用者とカード会社のリスクマネジメントを兼ねている為です。
カードの防犯対策は日進月歩で進化しているので、なるべく最新の物を使って貰おうという事ですよね。
有効期限が切れそうになったらどうすればいい?
クレジットカードの有効期限が近づいてくると、一般的には新しいカードが送られてきます。
有効期限が切れる1ヶ月前ぐらいに自動更新されて、登録先の住所に簡易書留で送付されてきます。
特に手続きをしなくても新しいカードが利用できるという仕組みですね。
そして大事なのは、新しいカードが届いたらまずはカードの裏面にサインをして、第三者に使用されるリスクを防ぎます。
有効期限が切れる古いカードは自分で処分をしましょう。特に個人情報保存されている時期ストラップとICチップは、細かく切り修復できないようにすることが大切です。
更新カードが届かないときの理由とは?
普通であれば、更新の一ヶ月前には届くはずのクレジットカードが届かない!
そういったことが稀にありますので、どんなときに更新カードが届かないのかをご案内します。
カード所有者の信用がなくなった
クレジットカード会社は、カード更新時に改めて審査をしています。
カード利用期間中に支払いの遅れが何度もあったり、他社であくさん借金をしていたりするなど信用情報に問題を抱えているときは、カードが更新されないことがあります。
カードを送るべき住所がわからなくなった
クレジットカードは、転送不要の簡易書留で送付されます。
転居を繰り返すなどした後、カード会社に所在を連絡していない場合は、新しいカードは転送されることなく、カード発行会社へ返送されます。
住所に変更があったときは、早めにカード会社に申し出て変更手続きをしましょう。
カード会社が発行を停止した
クレジットカード会社の都合により、クレジットカードのラインアップが変更されることがあります。
保有しているカードが発行停止になった場合は、更新カードは発行されません。
ただ、類似しているカードが送られてくるケースが多いですね。
作ったカードをまったく利用していない
まったく利用履歴のないカードの場合、カード会社の判断で更新を拒否することがあります。
カード会社は明細書作成やデータ管理にもコストがかかるため、カードを利用してくれなければ更新は不要と判断するのでしょう。
年会費を支払っているカードはきちんと更新されますが、年会費無料のカードで利用履歴がなければ、更新カードが発行されないこともあると考えた方が良いですね。
まとめ
クレジットカードには利用における有効期限があり、その期限は利用者によって違います。
有効期限があることで、クレジットカードの老朽化に伴う交換対応や不正利用の防止、またクレジットカード会社による利用者の信用度の再チェックを行っています。
そのため有効期限は非常に大事な物と言えるでしょう。
有効期限の1ヶ月前には新しいカードが更新されて送られてきますので、利用されている方も安心です。
万が一、カードが届かなかった場合には、クレジットカード会社へ問い合わせをするのを忘れずに!
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